カツ丼小僧氏の優雅な生活。 24

「ぼくは服を着ているけど、君は全裸でいてくれ。」

 

「え? カツ丼さんは脱がないの?」

 

「うん、ちょっと、理由があって脱げないんだ。」

 

カツ丼小僧が、寝室の明かりを消すと、二人はすぐさま、ベッドインした。

 

布団の中に潜り、お互いの体を抱き合い、足をからめ合いながら、接吻した。

 

大柄の友梨の体は、彼には、とても感じがよく、抱きでがあるようだった。

 

「カツ丼さん、……。 好きよ。 大好きなの………。」

 

「俺も、こんな美人を抱けるなんて、本当に幸せですよ。

 雑誌やDVDで、数多くの美女を見て、抜いてきたけど、生の体は初めてだ。

 温かい………。」

 

お互いの舌をからめて、カツ丼小僧は、友梨のお尻に手を這わせた。

 

「カツ丼さん、………あなたに見てもらいたい物があるの………。」

 

「ん? 何だい?」

 

「えへへ、……………私の、……お尻の、あ、な、………。」

 

カツ丼小僧は、一瞬、ギクリとした………。

写真や映像では、もう、いやという程、見てきた女の肛門だったが、

まさか、こんな所で、実物にお目にかかれる事になるとは………?

 

「さっき、シャワーで、綺麗に洗って置いたから………。」

 

いや、綺麗な物より、汚れている方が………、

と言おうと思って、カツ丼小僧は、口をつぐんだ。

 

今まで、何度、余計な事を言って、人を怒らせてしまったことか………。

今回の警察官相手のように、自分の本性を曝け出して、ワザと相手を怒らせようとするのは、

彼にとっては、自分の運を減らしてしまうだけなので、本当は、あまりやりたくなかった事だ。

 

彼は、ベッドから跳ね起きて、両手を上げて叫んだ。

 

「み、じ、で、ぐ、り、~~~~~~~~~~っ ! !」

 

 

 

 

 

 

 

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