「ぼくは服を着ているけど、君は全裸でいてくれ。」
「え? カツ丼さんは脱がないの?」
「うん、ちょっと、理由があって脱げないんだ。」
カツ丼小僧が、寝室の明かりを消すと、二人はすぐさま、ベッドインした。
布団の中に潜り、お互いの体を抱き合い、足をからめ合いながら、接吻した。
大柄の友梨の体は、彼には、とても感じがよく、抱きでがあるようだった。
「カツ丼さん、……。 好きよ。 大好きなの………。」
「俺も、こんな美人を抱けるなんて、本当に幸せですよ。
雑誌やDVDで、数多くの美女を見て、抜いてきたけど、生の体は初めてだ。
温かい………。」
お互いの舌をからめて、カツ丼小僧は、友梨のお尻に手を這わせた。
「カツ丼さん、………あなたに見てもらいたい物があるの………。」
「ん? 何だい?」
「えへへ、……………私の、……お尻の、あ、な、………。」
カツ丼小僧は、一瞬、ギクリとした………。
写真や映像では、もう、いやという程、見てきた女の肛門だったが、
まさか、こんな所で、実物にお目にかかれる事になるとは………?
「さっき、シャワーで、綺麗に洗って置いたから………。」
いや、綺麗な物より、汚れている方が………、
と言おうと思って、カツ丼小僧は、口をつぐんだ。
今まで、何度、余計な事を言って、人を怒らせてしまったことか………。
今回の警察官相手のように、自分の本性を曝け出して、ワザと相手を怒らせようとするのは、
彼にとっては、自分の運を減らしてしまうだけなので、本当は、あまりやりたくなかった事だ。
彼は、ベッドから跳ね起きて、両手を上げて叫んだ。
「み、じ、で、ぐ、り、~~~~~~~~~~っ ! !」