「博士、昨日はどうも………、カツ丼氏の話、本当に楽しかったです。
今日は、その続きという事で、………期待していいんですね………?」
「うむ、ワシも、昨夜一晩、ついAKB48の事も忘れて、カツ丼氏の事を考えておった。
どんな角度からでも切り込んできなさい………、わかる範囲で答えるから………。」
「カツ丼小僧さんは、童貞だそうですから、結婚はなされていないと思いますが、
普段の食事はどうしているんですか? 自炊ですか?」
「いや、これは、あくまで噂なんじゃが………。 う~~~~~ん……………。」
「どうして話してくれないんですか? どうしてですか? 話してください。」
「うん、あまり、本気にしないで聞いてくれ、………実はな………、
彼の食事は、美女のウンコなんだそうじゃ………。」
「……………。」
「いや、噂じゃ、噂………、これは三和出版「お尻倶楽部」の編集者から聞いた話なんじゃが、
ある日、編集者の友人が、レストランに食事に入った所、そのレストランの片隅のテーブルの上で、
彼が4人の全裸の美女に四方からお尻を突き出され、その穴から排出されるうんこを、
両手で鷲掴みにして美味しそうに口の中に頬張っているのを目撃したそうじゃ………。」
「どうして誰も咎めなかったんですか? どうしてですか?」
「いや、その友人の話では、彼の食べっぷりが、あまりにも鮮やかだったもので、
咎めるどころか、ただただ誰もが、ボーーーッと、その食べっぷりに見とれていたそうなんじゃ。
まるで、うどんや、スパゲッティでも、ツルツルッと呑み込むかのような、
艶やかさだったそうじゃ。」
「でも、どうして、飲食店の中で、そんな事をする必要があるんですか? どうしてですか?」
「うん、こういうのも、一種の自己顕示と露出狂なんじゃろう………。
自分の、そういうハレンチな所を人様に見てもらうことによって、
更に変態の興奮の度合い、つまりは自己高揚感が増してくる、という人は多い………。」
「カツ丼小僧さんにとって、食事すらも自己顕示の場なんですか? 」
「いや、いくらワシでも、そこまでハッキリとした事は………。 では、次の質問………。」
「カツ丼小僧さんは女好きなのに、どうして女の子と正式に付き合わないんですか? どうしてですか?」
「理想が高いらしい。 自分に何も能力がない癖に、女に万全の物を求めておるのじゃ。
とにかく、彼の好みの女は、外観はもちろん重要なんじゃが、彼に対して素直で従順な女らしい。
情緒不安定な所もあって、女に振り回されるのはまっぴらだと、いつも口癖のように言っているらしい。
しかし、そんな男を温かく包み込んでくれる女なんて、まずいないからのぉ………。」
「どうして、そんな女がいないと断言出来るんですか? どうしてですか?」