「博士、昨日はどうも………。 とても含蓄のあるお話でした。」
「ところで、君、いつもお堅い話ばかりではなんだから、今回はアイドルの話でも………。」
「どうしてですか? どうしてアイドルでなくてはダメなんですか?
演歌歌手や、野グソの話ではダメなんですか?」
「ん?………、野グソ………? いや、その話をすれば、尽きる所はないが、
今回は、アイドルに絞って、話を進めて行こう………。」
「どうして、AKB48の峯岸みなみはハゲているんですか?」
「い、いや、あれはハゲているのではない、剃ったんじゃ。
まだ、20そこらの女の子がハゲる訳ないだろう。
それに、彼女は実際はまだ、AKB48の一員ではなく、研究生じゃ………。」
「随分と、お詳しいですね。 博士は、AKB48のファンなんですか?」
「ふほほ。AKB48のファンクラブにも入っておる。 前田敦子は脱退してしまったが、
大島優子、高橋みなみ、篠田麻里子など、かわいい女の子が目白押しじゃ………。
毎晩、布団にもぐるのが楽しみなんじゃ………。 ティッシュもたくさん用意しておかないと………。」
「どうしてティッシュが必要なんですか? どうしてですか?」
「ん………、そ、それは、君も男なら、わかるじゃろう………。 言わせる気か?」
「博士? 御歳はいくつなんですか?」
「ん………、83じゃが………。」
「……………。」
「いやいや、この際、歳など関係ない。 人間、死ぬまで青春じゃ。
死ぬまで女の子を愛し続ける………、 それが若くある秘訣なんじゃ ! !」
「………、なんだか、有難い意見のようやら、ふざけているようやら………。」
「どうしてですか? どうしてふざけているんですか………?」
「は、博士………、それ、僕の決めゼリフですよ………。」