カツ丼小僧の面白Q&A、「どうしてですか?」 2

「あっ、面白博士、こんにちは。 

 昨日はどうしちゃったんです? いきなり、逃げ出して?」

 

「どうしたも、こうしたも、………

 君が、キ〇タマを握り潰す、なんて言うもんだから、ビックリして………。」

 

「でも、いきなり逃げ出すっていうのもね………。 ちょっと無責任過ぎますよ。

 あれからカツ丼小僧氏の下へ、抗議のメールが殺到したそうです。」

 

「ふほほほほ、 そうか、そうか、そりゃわりかった、と、童貞のカツ丼小僧氏に伝えてくれ。

 ところで、今日の質問は何かな? なんでも聞いてみてくれよ………。」

 

「どうして、人は、待ち合わせの時間を守らなくてはならないんですか?」

 

「ど、どうしてって、そ、そんな事、決まっているじゃないか………。」

 

「どうしてですか? どうして、決まっているんですか?」

 

「わ、わかった、わかった、答えよう。 でも君、これくらいは常識じゃよ。

 よく、憶えておいてくれ。 こほん、つまりじゃな、時間という物は実に貴重な物で、

 時は金玉なり、タイム・イズ・マ○コ、と言うことで、自分の持ち時間だって、

   実に大切な物じゃが、他人の時間となると、尚更じゃ。

   それが、わからん自分勝手な奴は、人を尊重する気持ちがないわけじゃから、

 いずれは、他人から見放され、野グソを垂れながら、野タレ死にする事になる訳じゃ。」

 

「素晴らしい回答を有難うございました。 では、次に参ります………。」

 

「どうして、カツ丼小僧氏は、童貞なんですか? 教えてください。」

 

「い、いや、こ、こればかりは、本人の了承を得ん事には………。」

 

「どうしてですか? どうして了承を得なければならないんですか? 

 なにか、悪い事でもしてるんですか? 警察に言ったら、マズイ事なんですか?」

 

「い、いや、そうじゃない………。 わかった、教えよう………。

 つまり、彼はじゃな、若い内から、青雲の志を持って、漫画家になりたい、

 という、立身出世欲に燃えていたから、女の事など、眼中になかったんじゃ。

 それで、風俗に行って、童貞を捨てる、という考えすら持たぬまま、ここまで来てしまったんじ     ゃ。」

 

「じゃぁ、どうして、カツ丼小僧氏は、エロイラストを描いているんですか?

 女の体に興味があったんじゃないんですか? どうしてですか?」

 

「彼は、最初から、エロイラストを描いていた訳ではないんじゃ。

 最初は、ごくフツーのギャグ漫画家を目指していたんじゃ、赤塚不二夫さんのような………。」

 

「あっ、赤塚不二夫さんなら、僕も知っています。 「ひみつのアソコちゃん」とか、

「もーれつヤッ太郎」とか、名作がいっぱいありますね。」

 

「そうじゃ、でも、カツ丼氏が描いていた漫画は、その時には、すでに古い物になっていたんじゃ。」

 

「それで、どの出版社からも採用されなかったんですね。」

 

「そのようじゃ、それで彼は、38歳の時に、自殺をも考えたそうじゃが、

 結局、気が小さい男で、自殺ができなかったそうじゃ、………かわいそうに………。」

 

「アソコも小さい人だそうですが、気も小さかったんですね。」

 

「こ、これ、失礼な言い方をするんでない。 彼にも名誉と言う物がある………。」

 

「もう一度、聞きます、 どうしてエロイラストを描いているんですか?」

 

「アソコ同様、手が勝手に動き出すそうじゃ………。」

 

 

 

 

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