待ちに待っていた、北野武監督の「アウトレイジ」の続編、「アウトレイジビヨンド」が、
やっと、自分の手元にやって参りました。(TSUTAYAから)(笑)
いや、僕もね、ヤクザの世界なんて、殆ど何も知らないから、ちょっとは興味がありますよ。
今回は、それがわかっただけでも大きな収穫でした。(まぁ、かなりの誇張はあるんでしょうが。)
俳優の名演も光りました。 あ、今、屁がでた。 よくでるなぁ………。 何でだろう?
ビートたけしさんと、小日向文世さん、中尾彬さん、西田敏行さん、といった所が素晴らしかったです。
いい俳優を集めましたねぇ………。 お金も相当かかったでしょう………。(笑)
特に、小日向文世さんねぇ………マル暴の刑事役、演技が自然で無駄がありません。
こういっちゃぁ、何ですけど、ヤクザの演技っていうのは、比較的簡単だと思うんですよ。
ちょっと、凄み効かせて怒鳴りつけりゃぁいいんですから。(笑)
でも、小日向さんの、あの役は、そう誰にでも出来る役柄ではありません。
素人の僕がいうのもなんですが、小日向さんの、あの名演がなかったら、
あの映画は(前作も)全てが台無しになっていたかもしれません。
前作に続き、今回の映画も、人が沢山死にました。(笑) たけしさんらしい。(笑)
まぁ、本来は人が死ぬなんて事は、話の中であんまりやりすぎると陳腐な物になってしまうんだろうけど、こういうヤクザ映画ではねぇ………。
逆に思い切って、このくらいやってもらわないと………。(笑)
僕みたいに、ストレスが異常に溜まりやすい人間からすれば、こういう、人がバタバタ倒れて
死んでいく映画なんて、返って心の疲れがとれて、なんか気持ちいいですよ。(笑)
まぁ、堅気の人間の死だったら、ちょっと残忍すぎて、見れないんでしょうけどもね。
………ヤクザの派手な殺し合いですから………因果応報、自業自得という事で………。
今はやくざ屋さんも大変でしょうねぇ………。警察の監視がきつくて………。
でも、いくら僕だって、ヤクザの味方なんて到底出来ませんよ。いくら警察が嫌いでも………。
警察の陰湿な嫌がらせには、もう懲り懲りですが、
ヤクザを撲滅してくれる事だけには、警察を(陰ながら)応援、期待はしてますよ。
(それは、ちょっと………、いやかなり難しいんでしょうが………。)
善良なる一市民の僕の事など、どうでもいいですから、ヤクザの方をなんとかしてくださいよ。(笑)
マル暴の刑事さん、お願いしますよ………。
でもねぇ………、もし、もしですよ、本当に、この世からヤクザが消滅してしまったら、
こんな面白いスリリングな、バイオレンスムービーも楽しめなくなってしまうんですからねぇ………。
ちょっと、なにか、そこの所に大いなる矛盾を感じるんですよ………。
こんな映画を作っている方も、観ている方も、こんな所でヤクザ屋さんにお世話になっておきながら、
片や一方で、ヤクザや暴力団の悪口を言う資格なんかないんじゃないかってね。
(だって、楽しみながら、ヤクザ、カッコいいって思いながら観ているんですから………。)(笑)
男っていうのは生まれた時から、もう暴力的ですよ。
もう少しくらいは法の規制を緩めないと………、
人によってはやたらストレスが溜まるんじゃないかと………。(笑)
胸倉掴んだとか、唾を吐きかけるのもまずいそうですからね………。バカらしい………。
殴ったり蹴ったりの暴力をあんまり規制するから、他の所で、いびつな犯罪が増えるんですよ。
オレオレ詐欺とか、インサイダー取引とか………。 いや、もっと巧妙な物まで………。
法の目をなんとか、かいくぐって………というやつですよ。 糞以下です。
僕の考えとしては、法律なんて物は、まったく善悪の判断基準にはなりませんよ。
では、長くなりましたので、続きはまた次回。(笑)
そういえば最近、ヤクザっぽい人、見かけないね。
カツ丼小僧