水木しげるサンのゲゲゲ人生に脱帽。 5

ますます好調 ! ! 「水木語録」第3弾 ! ! 

といっても、今回が最終回。 最終回は、鬼太郎に、ねずみ男。(笑)

 

 

4、すなわち、ウソで食えるようになったわけですよ。

  人ってのは案外、ウソに付いて来るんですよ。

 

  水木さんは、ウソで漫画を描くことを、鬼太郎の時に初めて発見したそうですよ。

  それまでの戦記物の漫画などは、まだ水木サンも性格がまじめで、悲壮な物ばかり、

  ありのままに描いていたそうなんですが、

  読む方は、実は、それ程悲壮ではないという事を知ったそうです。

  

  ただ、そうは言いましても、やはりそれはフィクションの漫画の話で、

  こういう自叙伝的エッセイのようなものは、ウソは書けませんね。(笑)

  

  このカツ丼小僧ブログも、もちろん、まったくウソはない、どころか、

  誇張して書いた事すらありません。事実をありのままに書いているつもりです。

  まぁ、もしかしたら、記憶違いという事は、いくらかはあるかもしれませんが………。(笑)

 

  特に、「フナムシ警察、25時 ! !」のコーナーでは、もう、本当に、大袈裟に、

  誇張して書きたくて書きたくて、しょうがなかった。

 

  そして、多くの方々に悪い警察のイメージを植え付けたくて植え付けたくて、しょうがなかった。

  でも、ブログでウソを書くというのは、やはり避けたかった。

  そんな事をしたら、このブログはお終いですし、

  恐らく、神様に、このブログを書く権利を剥奪されてしまうでしょう。

 

  自叙伝なんかの執筆で、体裁を繕って、自分を、実際の自分よりも、カッコよく、偉く見せようと

  する人は、もしかしたら、一見、良いことやった、得したぞ、と、思っているかもしれませんが、

  さにあらず、そこで自分で自分の運を大きく削って、差っ引いているのです。

  世の中甘くはありません。楽して得取るのはダメです。 神様は、ちゃんと見ていますよ。(笑)

 

5、正しいだけじゃマズイんです。

 

  ちょっと、前回の話とは、相容れない言葉のようですが、非常に含蓄のある「水木語録」です。

  先生は漫画の中に正しい、良い事だけ書いていてはダメだというんです。

  (あれ、前回のと似てきたぞ。)(笑)

  

  「墓場鬼太郎」がテレビ化されて、「ゲゲゲの鬼太郎」となって、世に出た時、

  鬼太郎が良い子になりすぎていて、面白くない。

  そこで、悪の穴埋めとして、ねずみ男が登場し、ねずみ男が一身に

  悪い物、汚い物を、一括して引き受ける事になったそうです。それで、話が面白くなった。

  ですから、先生いわく、鬼太郎の成功は、ねずみ男の成功でもあるそうです。

  

  まぁ、名主人公の裏に、名脇役あり、という事でしょうか?

  そうそう、僕、いつも思っているんですよ。

  早く、自分の傍に、すっごい悪い感じの名脇役、現れないかな~~~?って……。

  そうすれば、実際は、僕がそんなに正義漢でなくとも、

  案外、良い具合に、自分が引き立って見えるかもしれませんしね。(笑)

 

 

 

 

  

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