さてさて、今回も、「水木語録」の続きでございます。
皆さん、心して聞くように………。(笑)
3、そういうピンチの時やなんかに、異次元のものやなんかが作用するんじゃないかなぁ。
戦時中、水木さんは、敵に追われ、死ぬか生きるかという時に、銃も捨て、
ハダカになって、凄い勢いで一目散に逃げまくったそうですよ。(笑)
断崖絶壁の所とか、ジャングルとか、真っ暗闇の中を走ったそうですが、
その時、一切、転んだりぶつかったりする事なく、むしろ何かに、(お化けに)
保護されているような感じで、2,3日逃げていたそうです。
いや、ホント、僕もそういう物を感じた時があったんです。
まぁ、僕の場合、別にピンチという訳ではなかったんですが、
実は自分で勝手に作ったピンチなのですが、(笑)
「ボクの疾風怒濤時代」でも書きましたが、大学時代、相当、荒れ狂っていて、
自暴自棄のような感じでいたのですが、ある日、美術部(白美会)の人達と大勢で
ピクニックに行ったとき、酒をガブガブと大量に呑み、ぐでんぐでんに酔っぱらって、
もう、殆ど、前後不覚のような酩酊状態となり、何か、「もう、死んでもいいや。」
と言う気が、ふと襲って来て、「ウオーーーーーーッ」と猛スピードで、大地を
(恐らく)2,3周走り回って、崖の上から(断崖絶壁)思いっきり、ダイビングしたのです。
(昔、窪塚洋介という俳優がやって、大怪我を負ったのと同じような事をしたのです。)
しかし、下に落下している最中に、背中にフワッとした、羽毛布団にでも包まれたような
暖かさを感じ、体が丸まったような感じで、一回転し、そのまま何か茂みのような所へ、
ドサッと、落とされていたのです。それから、すぐにその場に大勢して仲間がやってきて、
僕の服を脱がそうと悪ふざけを始めたのですが、もう酔っぱらっていて何が何だか……。
服(パンツ)を脱がされないように抵抗するので必死でした。(笑)
その体験が、いつまでも僕の頭にこびり付いているのは、それが決して夢ではなかったからです。
何故って、後で、周りの人(美術部の仲間が)皆で、
「崖のてっぺんから落ちて、死ななかった、なんともなかった。」と、話題にしていたからです。
本当に貴重な体験をしました。この体験は自分の中では、かなり大きな自信となりました。
なにか、ピンチに陥っても(神様のような全能の力が)僕を助けてくれるんじゃないかてっね。
水木先生と僕、なにやら、共通点が多いっスね。(笑)