水木しげるサンのゲゲゲ人生に脱帽。 4

さてさて、今回も、「水木語録」の続きでございます。

皆さん、心して聞くように………。(笑)

 

 

3、そういうピンチの時やなんかに、異次元のものやなんかが作用するんじゃないかなぁ。

 

  戦時中、水木さんは、敵に追われ、死ぬか生きるかという時に、銃も捨て、

  ハダカになって、凄い勢いで一目散に逃げまくったそうですよ。(笑)

  断崖絶壁の所とか、ジャングルとか、真っ暗闇の中を走ったそうですが、

  その時、一切、転んだりぶつかったりする事なく、むしろ何かに、(お化けに)

  保護されているような感じで、2,3日逃げていたそうです。

  

  いや、ホント、僕もそういう物を感じた時があったんです。

  まぁ、僕の場合、別にピンチという訳ではなかったんですが、

  実は自分で勝手に作ったピンチなのですが、(笑)

 

  「ボクの疾風怒濤時代」でも書きましたが、大学時代、相当、荒れ狂っていて、

  自暴自棄のような感じでいたのですが、ある日、美術部(白美会)の人達と大勢で

  ピクニックに行ったとき、酒をガブガブと大量に呑み、ぐでんぐでんに酔っぱらって、

  もう、殆ど、前後不覚のような酩酊状態となり、何か、「もう、死んでもいいや。」

 

  と言う気が、ふと襲って来て、「ウオーーーーーーッ」と猛スピードで、大地を

  (恐らく)2,3周走り回って、崖の上から(断崖絶壁)思いっきり、ダイビングしたのです。

  (昔、窪塚洋介という俳優がやって、大怪我を負ったのと同じような事をしたのです。)

 

  しかし、下に落下している最中に、背中にフワッとした、羽毛布団にでも包まれたような

  暖かさを感じ、体が丸まったような感じで、一回転し、そのまま何か茂みのような所へ、

  ドサッと、落とされていたのです。それから、すぐにその場に大勢して仲間がやってきて、

  僕の服を脱がそうと悪ふざけを始めたのですが、もう酔っぱらっていて何が何だか……。

  服(パンツ)を脱がされないように抵抗するので必死でした。(笑)

  

  その体験が、いつまでも僕の頭にこびり付いているのは、それが決して夢ではなかったからです。

  何故って、後で、周りの人(美術部の仲間が)皆で、

  「崖のてっぺんから落ちて、死ななかった、なんともなかった。」と、話題にしていたからです。

 

  本当に貴重な体験をしました。この体験は自分の中では、かなり大きな自信となりました。

  なにか、ピンチに陥っても(神様のような全能の力が)僕を助けてくれるんじゃないかてっね。

  

  水木先生と僕、なにやら、共通点が多いっスね。(笑)

 

 

 

    

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