憧れでした、ゲゲゲの女房。 2

今、「ゲゲゲの女房」、やっと、半分近く(60話)まで、見終わりました。

相変わらず、貧乏暮らしが続いています。

 

「ミステリアス・ゾーン」のコーナーでも書きましたが、僕の場合、こういった、

ドラマだとか、偉人の伝記だとか、人の人生とかいうのは、

いつも、「因果応報」だとか、「神や自然界の、摂理、法則」などといった

目で見ておりますので、中々、ドラマに感情移入出来るといったタイプではありません。

 

この「ゲゲゲの女房」にしても、貧乏から、苦心惨憺、奮闘努力して、

大きな名声や富を手に入れた男の愛と感動のサクセス・ストーリー、

などという視点から観る事もありません。

 

いくら、貧乏していて望みのない貸本漫画家とはいっても、やはり「漫画」という

人気商売に携わっていた訳ですから、本人の心の中には、

「いつの日か、必ず、一発当てて人気を取って、大ヒットさせてやる、だとか、

今に大金持ちになってやる。」といった野心は当然あった筈です。

 

そして、そのなにか、漠然とした、ハッキリとはしない光明を追い続けながら、

大きな夢の中に生きてきたのだと思います。

 

ここで、何が一番問題なのかというと、その「思い続けた期間」です。

 

仮に、一時、自分の下に大金が転がり込んできても、その金をすぐに失ってしまうのは、

自分が金持ちになった姿を自分の心の中で思い描いている期間が短いからです。

 

思い描いた期間と、現実に起こる期間の総量は、まったく同じです。

 

ですから、本当に想念の力が強く、スケールの大きい思いであるならば、

人生の前半で、長期の間、悲惨なまでの艱難辛苦を強いられ、

人生の後半で、その苦しみに見合っただけの、喜びや幸運が神により与えられる事になるのです。

 

ただ、普通一般に考えれば、あまり長い間、(何十年も)不運で苦しい状態にいる事に、

人は中々、耐えられません。

苦しい時も、(水木さんのように)その中に、喜びを見い出し、楽しみを捜しながら

しかも、輝かしい未来を見続けて生きていけるという人は、ごく少数派ではないでしょうか?

 

それを決するのは、やはり、魂の「質」によるものだと思います。

 

恐らく、水木さんや、水木さんの奥さんは、もう似たような人生を、

ほぼ無限に繰り返しているのだと思います。

最後は、富と名声を手に入れ、(その状態が長い事続き)大団円です。

 

人の心の中にまでは、絶対に他人が足を踏み入れ、侵害する事はできません 。

もう、最初から、魂の質や、想念のスケールによって、

個々の人間の人生は決まっているのです。

 

 

 

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