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先日テレビで、「徹子の部屋」を観ていたら、

ゲストにダンディー俳優の田村正和さんが出ていました。

 

最初は、自分の子供の頃の話とか、父親で俳優の阪東妻三郎さんの話 など、

当時の京都での白黒の秘蔵フィルムの映像などを交えながら話をしていました。

 

とても面白い話が続いていたのですが、

途中から話が、メジャーリーグのイチローの話に変わっていきました。

実は、田村さんは、テレビの刑事ドラマ「古畑任三郎」で、

イチローさんと共演したのだそうですが、（僕も、一部観ていました。）

イチローさんとは、個人的にも、すぐに親しい間柄になったそうです。

 

そして、田村さんは彼の事を、非常にストイックな男だと評していました。

 

何がストイックなのかと言えば、イチローはドラマ撮影の間の休息時間に、

周りの者、皆が、椅子に座ってくつろいでいる時に、一人だけ、その場で立っていて、

田村さんが、「ん？なんだ？　そんな所につっ立ってないで、　座ったらどうなんだ？　

ここで、俺と一緒に座れよ。」と、うながしたところ、

 

「いえ、申し訳ありませんが、僕はいいです。

僕は、 座っているよりも、立っている方が、好きなんです。」

といって、椅子に座ろうとはしなかったそうです。

 

そして、暫くすると、イチローがその場から消えて立ち去っていったので、

田村さんが不審に思って イチローを捜しに行ったら、　なんと、 

他の場所で、イチローが一人、屈伸やストレッチをしていたというのです。

 

それをもって、田村さんはイチローを「ストイックな男 」と評したんでしょうが、

僕は、それはちょっと違うような気もするのです。

 

「ストイック」というと、なにか暗い、辛い思いをして嫌々やっているというような

イメージもありますが、恐らく、イチローのような、ああいうスポーツ選手の場合、

体力があり余っていて、ジッとしていると何か、体がそわそわして落ち着かず、

どうしても体を、動かさずにはいられなくなるんじゃないでしょうかね。

 

すいません。　ちょっと長くなりますので、一旦ここで区切ります。

 

 

※今回の「徹子の部屋」の話は、何週間かぐらい前かに放映されたのですが、

　このブログに書こうと思って、観ていた訳ではありませんので、

　記憶がやや曖昧で、描写に多少の過ちがあるかもしれませんが、話の大筋の所では、

　ほぼ、間違いはないと思いますので、ご了承ください。