フナムシ警察、25時!! 9

第一京浜……。僕、あそこ歩くの大好きなんですよ。いえいえ、もちろん歩道です。(笑)

 

京浜東北線で、大体、東神奈川駅か鶴見駅から歩き始めて、蒲田駅まで歩くんですが、

とにかく、見晴らしがいい。

風景をさえぎる物がなく、遠くの方まで見えるんです。 絶景かな、絶景かな、です。

 

あそこをね、スタスタと早足で、風を切って歩くんですよ。

もう、気持ちいいのなんのって、これ以上痛快なものは、僕にはないんです。

 

40代前半ぐらいまでは、凄く気にいっていて、週一回ぐらいは歩いていたんじゃないでしょうかね。 

本当に、あそこ歩くの大好きだったんです。

 

しかし、僕の、こんなささやかな趣味まで、あの悪徳警察によって、奪われてしまったのです。

 

本当にあいつらの考えている事は、わけがわかんない。

 

よくわかんないんだけど、僕がいつもあの歩道を歩いているんで、

あのあたりにある交番を、僕が襲うんじゃないかと思っているらしいんですよ。

 

信じられない。なんでこんなに用心深いんですか ね?

 

まぁ、人を疑う事だけで、飯を食ってるような奴らですからね、職業上。(笑)

 

警察官が、いきなり交番から出てきて、僕の通る前に立ちはだかって、通行の邪魔をしたり、

ある時は、僕の至近距離ギレギレまで近寄って来て、肩をぶつける素振りをして来たこともありました。 

僕からしてみれば、完全な嫌がらせですよ。

 

「なんだよ、俺がここを通っちゃいけないのかよ ! !」

本当にはらわたが煮えくり返って、どうしようもなかったですよ。

 

こんなことを言うと、もしかしたら、おまえの方こそ、その場所をやめて、意地張ってないで

他の道を歩けばいいじゃないか、という方もおられるかもしれませんが、

 

そうはいかないんです。 僕としても、あそこじゃなきゃダメなんです。(笑)

 

あそこがいいから、あそこを歩いているんじゃないですか。(笑)

 

あそこでなかったら歩きませんよ。(笑)

 

とにかく、警察官というのは、自分たちで、勝手に空想力を逞しくして、

常に最悪の事態を考えて生きている人種です。

常人から見れば、信じられない程、臆病で気の小さな人達です。 (僕もそうですが。)(笑)

 

何故だかわかりますか? 

 

以前、「ミステリアス・ゾーン」のコーナーでお話ししましたが、「因果応報」です。

 

自分たちが、その制服で、人を脅かしているからです。

警察官の前では、一般人なら誰もが少なからず、縮こまって恐縮してしまうものです。

 

だから、警察官自身も、常に何者かに脅え、縮こまって生きていかねばならないのです。

 

 

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