今回は、僕が20代の頃、夢見心地になって、
うっとりとして、その曲を聴いていた女性歌手を2人紹介します。
一人は刀根麻理子さん。
僕と同年代の方は、ご存じの方も多いと思うのですが、漫画「キャッツ♡アイ 」の第2期の主題歌、
「デリンジャー」を歌っていた方です。
もちろんね、やはり歌もいいんですけどね、僕の場合、やはり容姿から入りましたよ。(笑)
YouTube の映像、見てやってくださいよ、目鼻立ちの整った、いい女です。
年齢は、ちょうど僕より4つ上で、憧れの都会派キャリア・ウーマンのお姉さんって感じでしたよ。
まぁ、歌手デビューを果たす前は、実際、OLをやっていたそうなんですが……。(笑)
現在は「野原花子」っていう名前で、福祉関係の仕事もしているそうですよ。
刀根さんの曲では、初期の頃の 少し激しい曲、「 マリオネットの夜」、「デリンジャー」、
「ジェラス・ファイヤー」、「都会のゆううつ」、「一秒の夏」、など、名曲も沢山ありますが、
それらの曲も、もちろん特徴があって、いい曲なのですが、
僕としては、刀根さんが31歳の時に発売された、「TRUE LOVE」というアルバムの中に収録されている、「Mistral」、「やさしく愛して」、「1000年前の恋人」、「Wanderer~さまよい人~」、
の4曲が、珠玉の名曲です。
大人の女が歌う、しっとりとした、哀愁漂うバラード(コミカルな曲も)……、いいですなぁ………。(笑)
また、33歳の時には、「TRENTAINE」というアルバムも発売されていますが、
この中にも、素晴らしい曲が多数、収録されています。
「TRENTAINE」とは、トランタン、で、三十路のことです。(笑)
その頃、一度、刀根さんのミニ・コンサートみたいなものがありまして、もちろん、
僕も、生の(実物の)刀根麻理子さんを、なんとしても見たくて、行ったのですが、
その時に、刀根さんがステージから、
「若い人、どれだけ来てくれているかしら? 若い人が沢山、来てくれていたら嬉しいわ。
20代の人、どれだけいる? 20代の人、手を上げてくださらない?」って言ったんです。
僕、その時、ちょうど、29歳で、あと、2~3週間で、30歳、という所だったんですが、
一応、20代でしたんで、思いっきり手を上げました。(笑)
そうしたら、周りの男達も、一斉に、ワーーーッと、手を上げまして、
会場が、少しどよめいたんですが、刀根さんが、
「ああ、良かった、若い人達が、こんなに沢山、来てくれていて………。
…………麻理子、今、本当に幸せです。」って、言ったんです。
いやぁ~~、あの時の、甘酸っぱい思い出は、今でも脳裏に焼き付いていて
忘れようにも忘れられませんよ。(笑)
※ちょっと長くなりまして、大変申し訳ありませんが、
もう一人の女性歌手は、次回に回します。 お楽しみに……。