ボクの疾風怒濤時代 6

映画だけではなく、本もいっぱい読みました。

 

とにかく焦っていたので、手っ取り早く知識を吸収したかったのです。

 

僕としては小説は、よほど面白くなければ、読んでいて苦痛を伴って、

チンタラチンタラして、中々、先に進まないので、エッセイ(随筆)が多かったですね。

 

古本屋に入って、何冊も一遍に買い込んできて………。(笑)

 

大学のすぐ近くの小さなアパートの二階に下宿していたんですが、

布団の上にうつ伏せに寝転がって………。(笑)

 

でも、当時で、古本屋で買ったものですから、今からすると相当昔の本や作家ですね。

 

桐島洋子さんとか、遠藤周作さんの少し古めの本だとか………。

 

正直、失礼ですが、誰のでも良かったんですよ。なにか、知的な旅をしてみたかったんです。

 

でも、そんな中で、凄く熱中して読んだ本があるんですよ。

 

当時、爆発的に人気のあったお笑い芸人、ビートたけしさんの一連のエッセイ本です。

 

「たけし吠える!」「ビートたけしの みんなゴミだった」「たけしくん、ハイ!」

「たけし!~オレの毒ガス半世記」などです。

 

これは、もちろん古本などではなく、当時の新刊ですが、読んでいて面白くて、面白くて、

何度も何度も繰り返して読んでいました。

 

でも、エッセイですので、ちょっと色々と考えさせられる所も多く、

ただでさえ、ノイローゼ気味の僕は、頭の中が混乱してきて、

「俺って、ホント、今まで何も考えていなかったんだなぁ。」と実感させられました。

 

で、あんまり、他人の考えばかり、自分の頭の中に詰め込み過ぎるのも、よくないなぁ………。

と思って、25歳ぐらいからは、あまり本を読まなくなりましたね。

 

 

 

 

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