ボクの疾風怒濤時代 5

大学に入って、溜まりたまった鬱憤が爆発し、映画を観まくりました。

 

何故、映画なのかというと………本当は自分でも理由がよくわからないんです。

 

漫画界の大御所でもある、手塚治虫さんや、赤塚不二夫さんが、漫画家になるためには

いい映画をたくさん観なきゃだめだ。というようなことをしきりにいっていましたね。

 

いや、その頃、自分でも、なんだか、無性に知識、学問の吸収欲が旺盛になっていて、

片っ端から、本を読み漁り、映画を観まくっていたんです。

 

いえね、封切りとか、ロードショーで行われる、新作映画ではなく、昔の映画が好きなんですよ。

 

タイトルが有名なものならなんでも………

 

ジェームズ・ディーンの「エデンの東」、ジュリー・アンドリュースの「サウンド・オブ・ミュージック」、

 

あと、「第三の男」、「雨に唄えば」、「メリー・ポピンズ」、………。

もういちいち挙げていたらキリがありません。

 

黒澤明監督やヒッチコック監督の特集とか………。あと、アニメのウォルト・ディズニーの作品。

 

本当に、経済や簿記の勉強もしないで、暗い映画館のなかで、映画ばっかり観ていました。

 

なんか、すごい焦りみたいなものがあったんでしょうね。

 

今はもう、殆どないんでしょうが、当時、古い昔の映画が何本立てかで、しかも安い料金で

観られる所がいっぱいあったんですよ。「ぴあ」なんか片手に持って映画館あらしをしていましたね。

 

当時(昭和58,59年)の新作封切り映画で観た物は………。

 

クリント・イーストウッドの「ダーティー・ハリー4」、 

フィービィー・ケイツの「グレムリン」

そして、僕が最も感激した映画、「トワイライトゾーン /超次元の体験」、ぐらいです。(笑)

 

 ただ、当時は怒りと屈辱で、頭が混乱していて、あまり映画に集中できていなかったと思いますね。

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