ボクの高校時代 9

高校二年も終わりに近づいてくると、そろそろ、大学受験の事を考えなくてはならなくなります。

 

まぁ、僕の高校の場合、進学校でないばかりか、大学に行こうなんて思っている人間さえ、殆ど

いないくらいの所だったんで、本来ならそのまま就職して……という事なんですが、

 

ただ、その一方で、(前にも書きましたが)当時は「受験戦争」という言葉もありまして、

とにかく、何でもいいから、とりあえずは大学には入っておいた方がいい、などという風潮も

ありまして、僕も御多分に洩れずして、大学受験の波に巻き込まれてしまったワケであります。

 

でもまぁ、勉強だって、やってみれば案外面白く、英単語なんか、片っ端から憶えていきましたよ。

 

 当時、森一郎という人の本で、「でる単」というのがありまして、

「試験にでる英単語」(青春出版社)の略なのですが、その本には、

大学受験に出る頻度が多い順に英単語が羅列してあるのです。

 

この本は僕にとっては、とてもわかりやすく、ためになるものだったんですが、

批判も多く、「ただ単語だけ丸暗記して英語を憶えるなんて邪道だ!!」ということなんですが、 

例文だとか、アクセント、熟語、他に注意書きなども沢山ありましたんで、

その事はあまり気になりませんでした。

 

赤尾の「豆単」(旺文社)などというのもありまして、これは、赤尾好夫さんという人の

書いた本で、ただ、英単語がアルファベット順に並べられてあるだけなので、

これよりは、全然良かったんじゃないかと………あっ、赤尾さん、旺文社さん、すいません。(笑)

 

でも、今ネットで確認したんですが、「でる単」も「豆単」も、まだ売られているじゃないですか。(笑)

 

でも売れ行き具合はどうなんでしょうかね? まさか昔(僕の時代)程じゃないと思うんですが………。

 

僕は最初から "私立"一本に絞っていましたんで、受験科目は、「国語」「英語」「世界史」の三科目やればいいだけだったんですけど、国語の数十パーセントは古文でして、これがもう、

いやでいやで、たまらなくて、家で勉強をしていても、まったく集中できず、ジンマシンが出てくる程でした。それで、すぐアソコに手がいって、シコった後、安らかな眠りにつきました。(笑)

 

三科目の中で、一番好きだったのは、「世界史」でしたが、結局はたったの一年かそこらで、

大学受験に臨もうなんてのにも、かなり無理があるんですよ。

 

進学校だったら、もう、入学したあたりから受験に備えていますよ。

 

いえね。僕も遅ればせながら、やっと、予備校にも通う事にしたんです。

 

代々木ゼミナール。(笑)

 

            では、この話の続きは、また次回。

 

 

 

What's New

ここには全ページに

共通の項目が表示されます。

 

<利用例>

What's New!

 

<利用例>

お問合わせはこちらから