石森先生が子供の頃、「墨汁一滴」という、漫画同人誌を作って活動していたのに感銘して、
僕も、東京や神奈川の(九州の人も一人)漫画好きの人達と一緒になって、
まんが研究会の輪に入って、漫画同人誌を作っていました。
確か、雑誌の漫画サークルの募集欄で知り合ったのだと思います。
全部で7~8人いたのだと思いますが、僕が一番年下でした。(当時16ぐらい)
それで、暫くしてすぐ、僕が会長ということになって、会員の描いた漫画の原稿を
集めて、編集するという役割を担わされていたのですが、
ちょっと前にもお話しましたが、当時、僕は物凄く硬直化していて、いきり立っていたので、
僕より(僅かながらでも)年上の他の漫画会員に対して、原稿を強く請求しすぎてしまったのです。
僕みたいに、本気で漫画家を目指している人間ならともかく、会員の殆どの方は
趣味として、好きで楽しんで描いている人達ばかりです。
電話で、僕が「早く、原稿を寄越してくれ」と、あまり強引にいうものですから、
他の会員を怒らせてしまったり、困惑させてしまう事も度々でした。
今にしてみれば、本当に悪い事をした、申し訳ない事をした、という気持ちでいっぱいです。
まぁ、若かったもんで、許してやってください。 もう30年以上前の事ですし………。
それでいて僕はといえば、その同人誌の中に、勝手に、自分の好きな松坂慶子さんのヌード写真を
入れるなどして、会員から大きなヒンシュクを買いましたが………。(笑)
なんなんだか………。(笑)