こんにちは。最近、カツ丼よりも親子丼を食べる回数の方が多いカツ丼小僧です。(笑)
親子どんぶりの女を苛めてみたいというのはありますが………。(笑)
ところで、このブログ、右のスクロールバーをずーーっと下に最後まで下ろして行っても、
過去30回分しか見ることが出来ません。
もし、このブログのもっと、ずっと前の過去のものを見たいという方は、右のスクロールバーを
最後まで下に下ろして行って、一番下の左の方にある「サイトマップ」という所をクリックして
検索してください。そこにすべて収録されています。
このように、過去に書いたものがいつまでも半永久的に残るというのは、素晴らしいことでもある反面、ちょっと怖いものもあります。
まぁ僕の場合は、誤字、脱字、セリフの言い回しなど、細かな所は変える事もありますが、
基本的には、そのまま残しておくつもりです。(これは、記録でもありますので……。)
それでは前回の続き、僕の4コマ漫画入選作の内容を、お話しします。
一回目の入選は、投稿を始めてから、5~6回目ぐらいでしょうか?
タイトルは「ドーナツ」
アリが池の中で、バシャバシャと溺れていて、必死の形相で叫んでいます。
「助けて~!! 助けて~!!]
2コマ目で何処からともなく、アリに浮輪が投げられます。
「これに、つかまれ~~」 「さんきゅ~~」
でも、よく見ると、それは浮輪ではなく、ドーナツでした。
3コマ目で、アリはそのドーナツをムシャムシャと食べてしまいます。
そして、4コマ目で、また、1コマ目のように、アリが池の中で溺れています。
「みんな食べちゃったよ~~。助けて~~!!」
掲載漫画の下には、必ず、石森先生の「寸評」が付いていて、
この時には、
「かわいらしいアイディアだね。でも、まだ絵が勉強不足だ。がんばれ。」
と書いてありました。
二回目の4コマ入選作。
タイトルは、「ダイナマイト」
正直、細かな所までよく憶えていませんが、女の子達がバレーボールをしていて、
必死の形相でボールを追っています。
「でも、なんでこんなに必死なのよ。恐ろしい程の気迫だ。」と、第三者。
それもそのはず、バレーのボールは、実はダイナマイト爆弾で、地面についたとたんに爆発する事に……。
すいません。石森先生の寸評は忘れてしまいました。
三回目の2コマ漫画入選作。
タイトルは「ウス型」
一コマ目で男が、部屋の中で、最新のウス型クーラーにあたっていて、気持ちよさそうにしています。
二コマ目で場面が変わり、別の男が、家の縁側であぐらをかいていて、暑い夏のさなか、汗をダラダラたらしながら、不機嫌な顔をしてウチワをパタパタと扇いでいます。
「ヘッ、これだって、ウス型には変わりねえや。」
石森先生の寸評は、
「漫画に最も重要な反骨精神。この作品にはそれがよく出ている。」
というような事が書いてありました。
この三作が僕の入選作品です。
ただねぇ。今にして思えば、一回目と二回目の作品、タイトルでオチがわかっちゃうような
所があるじゃないですか。タイトルを違う物にしておけばよかったなぁ、というのもあります。
※石森先生は、もう十数年前に亡くなられています。
一度でいいから、先生と漫画について色々とお話をして、もっと教えを乞いたかった………。
石森先生……、僕の少年期、青年期の思い出の半分以上の事が、先生とその作品の事で占められています。
今、こうしてブログを書いている最中にも、涙が溢れ出てきてどうしようもありません。
石森先生、本当にありがとうございました。