あ、どうもすいません。カツ丼小僧です。
いえ、ちょっとね、一つ言い訳したい事がありましてね。(笑)
このブログの「ボクの少年時代」の13と14で書いたことなんですけども………。
コロンボの所では、自分は活字の本は苦手なのであまり読まなかった、と書いておきながら、
ホームズの所では、図書室で本を読みふけっていたと書いてあるなんて、
あれ?矛盾しているじゃないか、と思う人もいたんじゃないかと思うんですが、そうではないんです。
小学校の図書室に置いてあったホームズの本は非常に大きな字体で子供向けにわかりやすく書いてあった本だから、比較的スイスイと読めたのです。(挿絵も所々に付いていました。)(笑)
それに引き換え、コロンボの方は大人向けの単行本で、小さな字で小難しい漢字だらけだったんです。
すいません。ま、そういう訳で、そのことについて一言おことわりしておきたかった次第です。ハイ。(笑)
それで、「ついで」という事で、今回は、僕が子供の頃に読んだ小説やエッセイなどについて書きますね。
実は僕、中学3年の夏ぐらいまで千葉に住んでいたんですが、父親の仕事の都合でその後こちら(横浜)に引っ越して来たんです。(昭和53年)
で、その時に、一番ショッキングだったのが、千葉では、回りの子が漫画ばっかり読んでいたのにも関わらず、横浜の子は皆、小説の文庫本ばかり読んでいたのです。
これには、ちょっとびっくりしました~~~。 カルチャーショックですよ~~~。(笑)
いえね、別に、どちらがいいとか、悪いとか、進んでいるとか、遅れているとか、言っているんじゃありませんよ。
たまたま、僕のいた中学校だけだったのかもしれませんしね。
それで、その時横浜の子が読んでいた主な作家を挙げてみますとね、
星新一さん、筒井康隆さん、小松左京さん、半村良さん、平井和正さんなどのSF作家、
後は、どくとるマンボウの北杜夫さん、弧狸庵先生こと遠藤周作さん、「ブンとフン」の井上ひさしさん、などでした。
なぁんだ。簡単に読めそうな、わかりやすい作家ばかりじゃないか。
………なんていうかもしれませんが、とんでもない!! 当時の僕にとって、あの小説の文庫本を読む事なんて、あり得なかったのです。いえ、そんなものが存在することも実はあまり知らなかったのです。漫画一辺倒でしたから………。
活字の本も読んだといっても、非常に大きな字で子供向けに書かれた簡単なものだけです。
特に僕の場合は本を読んでいる最中、なにかチンプンカンプンになって、頭の中が混乱してくるタイプなので、本の所々に、挿絵が入ってないとダメなんです。(笑)
で、こちら(横浜)に来て、焦り狂って、僕もみんなの真似をして、上記の作家の本を無理してでも色々と読んでみました。
最初はちょっと苦痛もありましたが、読み慣れてくると、段々面白くなってきました。
そうして、結局最後、自分の感覚に一番フィットした作家が、筒井康隆さんだったのです。
ただ、筒井康隆さんの作品を本格的に読んだのは高校生になってからですので、
この、「ボクの少年時代」のコーナーでは書けません。
また、後の機会に………。(笑)