僕の子供の頃は野球全盛で、もうスポーツと言えば
それ以外は考えられませんでした。
いや、大げさではなく、本当にそうだったんですよ。
というか、ジャイアンツの長嶋茂雄さんや、
王貞治さん中心に世の中が回っていたんじゃ
ないかと思えたほどです。
でも、僕がプロ野球に興味を持ち始めたのは、
小学校5年生の時で、ちょうど長嶋さんが引退した
年なのです。
だから、長嶋さんの実際のプレーは、テレビでは
殆ど見ていません。
ただ、当時(今も)お菓子のプロ野球 スナック
というのがあって、
プロ野球選手の写真入りオマケカードがついていて、
それを集めていたのと、それから、野球漫画の
「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」そして、
ギャグ漫画の「ど根性ガエル」にも、よく出ていた
ので、非常に馴染みが深いのです。
また、極めつけなのは、小学生のいつ頃だったか忘れましたが、家の近くのデパートで
長嶋さんとの握手会がありまして、母親と一緒に出掛けて行って、実際に長嶋さんと
握手した事があるのです。
まぁ、何と言いますか感触としては、僕が子供なんで当たり前ですが、手がとても大きく感じられたのと、あと、ゴツゴツした固い手ではなく、非常にふんわりとした、柔らかい手だったので、
(しかも、暖かい!!)ちょっと、びっくりしたのを憶えています。
僕の、草野球でのポジションは、大体6番でセカンドといった所です。
まぁ実際は、それ程野球は上手くなかったんですが、当時僕は、クラスの中で「権力」を握っていましたので、(笑)そこそこいいポジションにつく事が出来たのです。
ある時、僕がセカンドを守っていて、ボテボテゴロの打球が飛んできて、トンネルエラーを
してしまったのですが、後ろでライトを守っていた子がその打球を捕って、一塁に投げたら、
……なんと!……アウトになりました。(笑)
いや~、非常に小さな空地でやっていましたので……。
結局、僕、いたっていなくたって、どっちだってよかったんですね。(笑)