世界の名作に推したい、「荒野の少年イサム」

この度、僕のプロフィールの欄に少し付け足しをしまして、

 

理想の男性像の、架空の人物の所に、「ウィンゲート親子の親父」、としました。

 

ウィンゲート親子とは、僕が子供の頃、夢中になって読んだ西部劇の漫画、

 

「荒野の少年イサム」に登場する、お尋ね者の3人組の、強盗団(親父と2人の息子)です。

 

悪のプロフェッショナルで、人殺しも当たり前です。

 

何故、このような人物が、理想の男性像かと言いますと、(笑)

 

あの漫画の中の、西部劇の舞台設定そのものが、僕にとってメルヘンの世界であり、

 

いつも、僕の頭の中には、ああいう広大な世界の中で、自由奔放に、好き勝手に

生きる事ができたら、どんなに楽しいだろう、という願望があるのです。

 

もちろん、今、この現代の中で、この日本で、あのような生き方をすることは出来ません。

 

そんなことぐらいは、いくら僕でもわかっています。

 

ただねぇ……。思うんですよ。 今の時代って本当に窮屈だなぁって、ね。

 

警察だとか、法律の前に、ただただ小さくなって、ひざまずいていなけりゃならないんですかね?

 

ちょっと、こついただけで、すぐ「警察だ!!」とか、騒ぎ立てて通報する奴とかいるでしょ。

 

こんなんじゃ、まともに喧嘩だってできないじゃないですか。

 

胸倉掴んだだけで暴力ですか? こんなつまらない時代もありませんよ。

 

ムッソリーニの時代は、ナイフ片手に男達が決闘してたんです。いや、戦争とは別ですよ。

 

もう少し、くだけた所とか、すきまとか、ガス抜く所もないと………。

 

もちろん、普段、暴力を使おうなんて気は僕にはありませんが、

 

絶対に使ってはダメ!! というのではねぇ……。

 

まぁ、暴力とウィンゲート親子の話はこれくらいにして………

 

 

いや、この「荒野の少年イサム」という漫画ね。子供時代、娯楽として当たり前のようにして

読んでいたんですけども、今にして思えば、これ、芸術作品ですよ。

 

大人になって、20世紀半ばのアメリカ西部劇(ジョン・ウェインやゲーリー・クーパー主演の)

500円DVDをみて、ああ、原作者の山川惣治さん、色々と映画を見て、研究されていたんだなぁ、

と思いましたね。(実際には、1952年の原作「荒野の少年」を元に、書かれたそうです。)

 

それから、確かに、原作も素晴らしいんですが、それに匹敵するくらい絵のレベルが凄いですよ。

 

川崎のぼるさんですか。神業とも思えるくらい、緻密で正確、そして、当時の子供向け漫画の

中においても、「人を惹きつけ、見やすく、面白い絵」を 描く漫画家としては、

抜きんでていましたね。 (僕などが、わざわざ言うまでの事でもありませんが……)

 

「いなかっぺ大将」(原作も)や「巨人の星」の絵もあの方ですよ。凄いですね。

 

「荒野の少年イサム」の漫画単行本は、まぁ、なんとか、ネットで

手に入れる事が出来るかもしれませんから、皆さんも、一度読んでみては如何でしょうか?

 

ただ、テレビのアニメ版は、漫画の方とは違い、子供向けに改良 され、

殺し合いなどの残虐さは、かなり押さえられているようで、

原作とは、かなり違ったものになっているそうです。(まぁ、やむをえませんか……。)

 

やっぱり、漫画版のウィンゲート親子(の親父)は、僕にとって、重宝な存在です。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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