絵にもならない、子供の遊び

皆さん、こんにちは。勝って嬉しいカツ丼小僧です。(笑)

 

今日は絵を描いている者として、ここで幾らかの不満を申し上げるつもりです。

 

まぁ、平成時代に入る少し前あたりからボチボチ感じ始めたことですが、

 

その昔、昭和時代に隆盛だった遊び、凧揚げ、メンコ、独楽回し、羽子板、なわとび、等、

 

体を動かす遊びをしている子供を殆ど見かけなくなったことです。

 

キャッチボールをしている子も見あたりません。

 

ローラースケートをしている子も……。

 

唯一、スケートボードをしている子はいますが……。

 

結局、カードや手のひらサイズのゲーム機が今の子供たちの遊びの主流です。

 

特に僕の住んでいる所は都会なので、尚更そう感じるのかもしれません。

 

しかし、……しかしです!! それでは絵にならないのです。

 

豪快に大空高く、凧揚げをしているのは絵になりますが、

 

小さな手の中でチョコチョコとゲーム機を弄くっている姿は描いても何の風情もありません。

 

つまり、昔の産業革命に匹敵する、いやそれ以上の、近代における情報通信革命では、

 

全ての物が、どんどん小さくコンパクトにまとまり、それにつられて、

 

人間の動作までもが、こじんまりとした味気のないものになっているのです。

 

いや、絵にしづらくなったのは子供の遊びだけではありません。

 

例えば、札束をうならせる、とか積み上げて見せるなどということも、今はしませんし、

 

椅子なども昔と違って性能が良いため、人が座った時に軋む音、キィキィ、ギシギシ、

 

などという擬音語も果たして書いてよいのやら、いけないのやら……。

 

車が走る音、ガーーーッ、とか、ブロォォォーーッ、などはどうでしょうか?

 

まさか、スーーーーッ、だとか、ヒュゥーーーッ、などと書くのも味気ないし、迫力もない。

 

まだ、他にも色々ありすぎて、挙げていたらキリがありません。

 

どうやら、絵を描く者、多少なりとも頭を働かせなくてはならない時代が来たようです。

 

まぁ、これからの時代、このような急激な時代の移り変わりにもうまく対応してやっていくのが、

 

本物のプロの絵描きということになるんでしょうかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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