たった今ですが、僕が中学一年の時に見た「キャリー」という映画のビデオを見ました。
(近くにいまだビデオを見れる店がある)実に36年ぶりです。
この映画は1976年に製作(S・キング原作、B・デ・パルマ監督)されたホラー映画で、
僕が劇場の映画館に入って見た初めての映画です。
その時は、映画なんてまるで興味がなかったのに、なぜか一人でぶらっと入ってみたのです。
ストーリーをかいつまんで言うと、キャリーという名のちょっと冴えない朴訥な感じのする
女の子(実は超能力者でそのことは誰も知らない)をクラスメイト達が皆でからかって笑いものに
するのですが、話は意外な方向へ進み、恐ろしい結末を迎えることに……。
当時はまだ子供だったので(しかも初めてのホラー映画)見ている最中、もう怖くて怖くて
心臓はバクバクして半分くらい目を閉じていたと思います。
ところで、このキャリーという主人公の役を演じていた、シシー・スペイセクという女優……
映画の内容が「ホラー」という事や役柄もあったと思いますが、その時は本当に薄気味悪くて
なんて不気味で薄幸な感じのする女なんだろう……というイメージしかありませんでしたが、
今、改めて見てみると、もう180°ぐらい変わっていて、朴訥で地味な容姿も性格も大好きで
こんなにも可愛らしくていとおしい女性がいるんだろうか?……と思えるくらいです。
再度、36年経った今見て、何故こうも変わってしまったのだろうか? 不思議です。
まぁ36年も時が経過しているんですから、変わっていて当たり前と言えば当たり前ですが……。
そうだ!! よく考えてみればキャリーが多くのクラスメイトに,よってたかって苛められて
いたからじゃないだろうか?
僕はサディストなので、苛められている姿がよく似合う女性には本当に弱い……。
確かに中学一年の頃なんて、まだようやく自分にサディストの芽が出てきたか、来ないか……
というところでしたからねぇ……。
僕にもまだ、うぶな時代があったんですねぇ……。(笑)