僕の全身刺青空想の場合、その半分くらいが生物の体の模様のデザインです。
そして彫り終わった後は当然その女に、そのデザインの生物の形態を真似てもらいます。
例えばカエルの刺青だったらカエルの真似、カニの刺青だったらカニの真似です。
まぁ、本当の事をいえば何も刺青にこだわることもありません。
全身を(毛生え薬で)毛むくじゃらにさせ、ウホッ、ウホッとゴリラの真似をさせてみる。
ゴリラだったら、(そうですねぇ…)がに股で立たせてドーンドーンと握りこぶしで
思いっきり胸を叩かせてみる。ガーッと大口で叫ばせ、怒り顔。
太って色白の女(大好き!!僕の好み!!)だったら,ブタの真似をさせ、鳴かせてみる。
ここで重要なのは、ぶぅぶぅと口先で鳴かせるのではなく、鼻や喉の奥の方から
息を吐き出すように、ゴッ、ゴッ、ゴゴッ、コーーッ、と濁ったような音を出すことを
無理矢理、強制的にやらせるのです。
そして、もちろんその役を演じるのは、自分などの下賤な者には到底手の届かない、
高嶺の花、憧れの人、超絶美人であることは言うまでもありません。