私のエロ視姦 4

空想の世界というのは自由です。

人の心の中というのは何人たりといえども侵害できません。

そして空想したものは(長く念じ続けていれば、)それはやがて現実のものとなります。

 

僕は20歳ぐらいの頃から今の今まで、ろくに働きもせず、一人、部屋の中でゴロゴロしながら

空想の世界の中に浸ってきました。

 

その多くは、スケールの大きい、他人から見ればまるで絵空事のようなものです。

 

僕は子供の頃から,漫画家になりたい!! そして有名になってテレビにもでたい!!

という立身出世欲に駆られていました。

 

まぁ、このような考えというのは今の若い人達にはあまりピンとこないでしょうが、

僕の世代だとか、それより前の世代、いや、明治大正時代では当たり前のこととして、

肯定されていました。

 

つまり、偉くなって、立派になって、うんと親孝行するんだよ………というものです。

 

しかし本来が色キ○ガイの僕は、もう20歳ぐらいの頃から、他のこと……つまり、

自分が多数の女の子に囲まれて、キャーキャー騒がれていることも同時に考えていたのです。

 

自分のツラがまずかろうが、カネがなかろうが、ノータリンだろうが、そんなことは

一切関係ありません。ただ、そんな自分をイメージしていればそれでいいんです。

 

青空の中に無尽に広がる白い雲の上に僕の宮殿(ハレム)が建っています。

その広さは無限で何千平米、何万平米とあります。

 

僕はその宮殿の王様で、その宮殿では中が透けて見えるシースルーの衣装をまとった

絶世の美女たちが僕のために色々と世話をしてくれます。

 

もちろん彼女達は僕のファンであり、嫌々やっているのではなく、

僕に尽くすことが彼女達の最大の生きがいであり、好きで無報酬的献身を続けているのです。

 

とにかく空想なのですから、自分勝手に自分の都合のいいように想像してりゃいいんです。

 

ただ20代はそんなことばかり空想していましたが、

実際にはそのようなことは何も起こりませんでした。

 

あれぇ?おかしいなぁ?

自己啓発の本には心に思い描いたことは必ず実現すると書いてあったのに………

 

空想だけで実際には不発に終わった20代・・・・

 

30代ではオナニーの回数も徐々に減り始め・・・・

 

カツ丼小僧、今が正念場!!  50代に大輪の(精液の)花を咲かすことができるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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