幻想の世界へ誘う、二人の抒情画家

何か自分のイラストの資料やネタになる物はないかと、

この前、古本屋を漁っていたところ、

平凡社から出ている「乙女のファンタジア」という本を見つけました。

 

これは特に昭和30年代~40年代にかけて活躍した

二人の画家、藤井千秋さんと藤田ミラノさんの、いわば画集とでもいうべき本です。

(藤井千秋さんは男性、藤田ミラノさんは女性です。)

 

清楚でエキゾチックな顔立ちの女性が、(舞台はフランスだかドイツでしょうか?)

透き通るような、それでいて非常に綿密なタッチで描かれています。

 

中原淳一さんもそうですが、このような絵はちょうど僕が生まれた頃かその少し前あたりが

隆盛だったようで、若い頃みた時には、このような絵を踏襲した少女漫画が巷に溢れて

いたので、格別は素晴らしいとも思いませんでした。

 

しかし今、この年、この時代になって、新たな気持ちで見てみると、

何やら非常に新鮮なものを感じます。

 

昨今、CGによって描かれた絵がこの世に氾濫していますが、

やはり、生の人間の手や頭脳によって描かれた情緒的で感情溢れる物には敵いません。

(もちろん、CGにはCGの良さもありますが……。)

 

今は、このような人達の絵がインターネットで無料で見られる時代です。

こんな素晴らしいことはありませんね。

 

あ……  インターネットは有料か………。(笑)

 

 

 

 

 

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